飛び安里 初飛行顕彰記念碑
「飛び安里」は、琉球王朝時代(18世紀後半)に独自の「飛行機」を考案して、世界で初めて大空を飛んだと伝えられています。その初飛翔を顕彰する記念碑が南風原町に建立されています。
代々花火師であった安里家の三代目・安里周當(しゅうとう)が「飛び安里」であるという説と、四代目の安里周祥(しゅうしょう)が「飛び安里」であるという二つの説があります。
飛び安里が考案したのは、英語でオーニソプターという、鳥やコウモリ・翼竜・昆虫のように翼を羽ばたかせる事によって飛ぶ航空機のことです。日本語では鳥型飛行機、羽ばたき式飛行機、はばたき機などと訳されることもあります。
安里周當の説では、飛行機械は、凧のような機体で、妻が命綱を持ち南風原津嘉山で飛んだといいます。
安里周祥の説では、沖縄市の泡瀬海岸に面した断崖から飛び立ったというものと、または那覇市南東数キロの津嘉山で飛行したとの二説があります。
0コメント